2023年の春季研究発表会はオンライン開催となり,早期参加登録の受付も始まっています.前日(2023年3月14日 )に開催されるビギナーズセミナー「音響キャリアパス座談会」のお知らせです.
本イベントについて
ビギナーズセミナーとは,音響分野の最前線でご活躍されている様々な講師をお招きし,新たに音響学の研究を始める学生や新入社員(ビギナー)を対象に,研究のアドバイスから最新技術の紹介まで幅広いトピックの講演会を企画しています.
本セミナーは学生・研究者ならどなたでも参加できますので,皆様奮ってお申し込みください!
開催情報
【日時】
2023年3月14日 (火) 13:00~14:45
【開催形態】
オンライン形式 (Zoom)
【テーマ】
音響キャリアパス座談会
【講演者(敬称略)】
小橋川 哲 (NTT)
小林 和弘 (株式会社 TARVO)
前野 悠 (クレプシードラ株式会社)
山内 勝也 (九州大学)
【対象者】
音響学の研究を始められた学生・若手研究者
参加登録フォームはこちら (座談会セッションでの講演者への質問をフォーム内で募集しています)
※ 参加登録時にご記入頂いたメールアドレス宛に,会場URLを後日お送りする予定です
【内容】
学生・若手研究者にとっては,研究者/社会人としてのキャリアをどう設計するかは大きな関心事のひとつではないでしょうか.本セミナーでは,以前のビギナーズセミナーにて好評を博した「音響×キャリアパス」の第二弾として,音響学の研究をされておられた方々のキャリア経験をご紹介いただくとともに,多様なキャリアの描き方についてご講演をいただきます.また,座談会セッションでは,当日お越しいただいた方々からの質問にその場で講演者から回答いただくことで,学生・若手研究者のキャリアの疑問にもスピーディにお答えいたします.
プログラム
13:00 開会
安藤 厚志 (日本電信電話株式会社/学生・若手フォーラム幹事)
13:05 講演セッション (15分×4件)
音響学研究を背景としつつ様々なキャリアを重ねられた講演者4名の方から,ご自身のキャリア設計や実体験,学生・若手研究者へのメッセージをお話し頂きます.
14:05 座談会セッション(30分)
会場からの質問をリアルタイムで集計し,講演者の方々にご回答いただきます.キャリアに関するお悩みやご意見をぜひご相談ください.【参加登録フォーム内にて質問募集中】
14:35 学生・若手フォーラムの紹介
米村 美紀(東京大学生産技術研究所/学生・若手フォーラム代表)
14:45 閉会
登壇者略歴
小橋川哲 氏(日本電信電話株式会社)博士(情報理工学)、MBA | |
2002年 | 東京大学大学院工学系研究科修士課程修了. |
同年 | 日本電信電話株式会社に入社、音声認識技術の研究開発に従事. |
2013年 | NTT東日本ビジネス開発本部担当課長. |
2016年 | NTTメディアインテリジェンス研究所,音声・感情認識技術の研究チームのリーディングに従事. |
現在 | NTT研究企画部門担当部長及びNTTコンピュータ&データサイエンス研究所主幹研究員として人材開発及び映像音声言語処理技術の研究開発に従事. |
2012年に情報処理学会喜安記念業績賞、2013年に通信文化協会前島密賞. |
前野悠 氏(クレプシードラ株式会社)博士(工学) | |
2013年 | 東京工業大学大学院修士課程修了. |
同年 | ソニー株式会社に入社、波面合成などの空間音響技術の研究開発に従事. |
2017年 | オーストラリア国立大学に訪問研究者として留学. |
2020年 | クレプシードラ株式会社に入社、空間音響技術をコアとした新規事業の立上げに従事. |
2022年 | 筑波大学大学院博士課程修了. |
小林和弘 氏(株式会社TARVO/株式会社Human Dataware Lab./名古屋大学)博士(工学) | |
2012年 | 奈良先端科学技術大学院大学博士前期課程入学. |
2016年 | 仏グルノーブル大に留学. |
2017年 | 奈良先端科学技術大学院大学博士後期課程修了. |
2017年 | 名古屋大学に着任、音声合成・声質変換技術の研究開発に従事. |
同年 | 株式会社Human Dataware Lab.エンジニアとして勤務. |
2018年 | 株式会社TARVOを立上げ、代表取締役に就任. |
音声変換フリーソフトウェアsprocket, crankや音声変換ソフトウェアSuaraLiveなど多数のソフトウェアをリリース. |
山内勝也 氏(九州大学大学院芸術工学研究院)博士(芸術工学) | |
2004年 | 九州芸術工科大学大学院芸術工学研究科博士後期課程修了. |
同年 | 同 学術研究員. |
2006年 | 長崎大学工学部助手(2007年同 助教、2011年同大学院 助教). |
2010年 | ミュンヘン工科大学客員研究員. |
2015年 | 九州大学大学院芸術工学研究院助教. |
2016年 | 同 准教授. |
国連・欧州経済委員会自動車基準調和世界フォーラム騒音専門委員会委員などの社会貢献活動にも従事. |