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日本音響学会 学生・若手フォーラム
メールマガジン 第7号
2013年1月24日 発行
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●●┣━━━ 目 次 ━━━┫●●
◆新年のご挨拶
◆2012年秋季研究発表会 学生優秀発表賞受賞者 発表
◆関西支部「若手の会」をご存知ですか?
◆国際会議体験記『Interspeech2012』Webにて公開中
◆ビギナーズセミナー2013(春季研究発表会1日目)のお知らせ
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新年のご挨拶
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A Happy New Year 2013!!
メルマガをご愛読のみなさま,いつもありがとうございます.幹事会代表の
岡本です.へび年を堪能ということで,1/1は静岡は沼津市の実家から京都
(というかほぼ奈良)の家まで青春18切符で帰ってきました.さらに次の日は
北九州市は小倉まで行ってみました.案外行けるものですね.本がすごく読
め,青春まっしぐらでしたが,もうしばらく電車はいいかな,と思いました.
さて,音響学会では次期役員選挙投票中かと思いますが,実は学生・若手
フォーラムも3月をもって第二期代表団は任期満了となり,4月からは第三期
が発足予定です.今年も斬新な企画で盛り上げていきます故,注目,そして
ご支援の程よろしくお願いいたします.
岡本 拓磨 (NICT/学生・若手フォーラム幹事会代表)
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2012年秋季研究発表会 学生優秀発表賞受賞者 発表
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2012年秋季研究発表会での学生優秀発表賞受賞者が発表されました
( http://www.asj.gr.jp/recommending/index.html#gakusei ).
受賞された皆様,おめでとうございます.
さて,学生・若手フォーラムでは,受賞された皆様から受賞の秘訣をアン
ケート形式でお伺いしています.今回の受賞者からは,現在までのところ,
4 件集まっております.ご回答いただいた大沼さん@奈良先端大,金原さん
@奈良先端大,渡丸さん@上智大,土井さん@奈良先端大,誠にありがとう
ございました(奈良先端大スゲー).こちらのアンケートはまだまだ募集中
ですので,受賞者の皆様のご投稿をお待ちしております.これまでの受賞者
の回答や投稿方法は,
に載せております.受賞者もそうでない方も,特にこれから受賞するぞ!
って方は,ぜひ上記サイトをご覧ください.きっと受賞のヒントがあるはず!
アンケートの内容はと言いますと,研究で工夫した点や苦労した点,プレゼン
での心がけなどで,実際に受賞された方の生の声が聴けてとても面白いです.
私は,これらのアンケートの回答を見ると,自らを省みて恥ずかしさを覚え
るばかりです.今回,ご回答いただいた 4 名のアンケートを見ると,研究
や発表に対するスタイルがそれぞれ違っていて,個性的なものばかりです.
各々の伝えやすい方法,やりやすい方法というものを確立していることが受
賞のポイントなのかもしれないですね.このようなポイントをこれから学生
優秀発表賞を目指す方は,学んでいくと良いのかもしれません.
とはいえ,受賞された方々もどこかでこれらのポイントを学んだはず.とい
うことで,受賞者が尊敬する研究者について,アンケートの回答をのぞいて
みたいと思います.まず,大沼さんは「研究室の先生方,この分野の先駆者
の方々」だそうです.次に,金原さんは「音声・音響分野の諸先輩の皆様で
す」とのこと.続いて,渡丸さんは「もちろん!荒井隆行教授です!!」,
熱いですね.最後に,土井さんは「これまでお世話になった先生方や先輩方
や同期,後輩達」だそうです.以上のように,自分に近しい方々を尊敬して
いるようです.尊敬している方の研究や発表に対するスタイルを近くで学び,
自分のものにすることが,受賞のポイントとなっているようです.当然のこ
とのようにも思いますが,これって結構難しく,重要なことなのかもしれま
せん.身の回りで学べることはどんどん学んでいきたいものです.自分の身
の回りを改めて見てみると,色々なヒントがこぼれているかも.ちなみに私
が尊敬する研究者は,もちろん・・・.
木谷 俊介(JAIST)
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関西支部「若手の会」をご存知ですか?
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本会の関西支部が毎年主催している「若手研究者交流研究発表会」(通称:
若手の会)をご存知でしょうか.
この会は,音響学会が扱う全分野の若手研究者(一部の人は自称若手!?)が,
1つの会場に集まってポスター発表をするもので,今年度は,昨年12月に産
業技術総合研究所関西センターで行われました.通常の春・秋の研究発表会
だと分野ごとにセッションが組まれ,なかなか他分野の発表を聴きにいく機
会は少ないものですが,全分野の発表が1つの会場で行われるため,様々な
分野の発表をいっぺんに聴ける貴重な会なのです.面白い試みがいろいろと
行われており,今回は「ベストコメンテーター賞」が新設されたそうです.
この賞を受賞された馬田氏からコメントをいただくことができましたので,
ご紹介します.
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コミュニケーションの認知科学的手法による分析が専門ですが,立体映像を
用いた音楽教育の研究にも携わっているため,音楽研究の動向を勉強する目
的で参加させていただきました.友人には音楽制作,教育に携わる人が多い
ので,そういう人々から聞いた話を交えて質問し,音楽研究についていろい
ろ教えていただきました.また,自分の専門の観点から,心理実験計画法や
データ分析法について議論させていただきました.いろいろ勉強になり,楽
しい研究会でした.ありがとうございました.
情報通信研究機構:研究員:馬田一郎
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来年度も同時期にあるでしょうから,皆さんも発表や参加を検討されては
いかがでしょうか.このメルマガを読んだ人が殺到して,非関西勢が押し
かけて来たらオモシロイかも!?
北原 鉄朗(日大)
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国際会議体験記『Interspeech2012』Webにて公開中
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東海大の程島さんが,2012年9月9日~13日にオレゴン州ポートランドにて開
催されたInterpseech2012に参加され,体験記を寄稿してくださいました.
学生・若手フォーラムのWebサイトにて公開していますので,ぜひご覧くださ
い.
森田 翔太(JAIST)
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ビギナーズセミナー2013(春季研究発表会1日目)のお知らせ
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昨年大変ご好評いただいた若手主催によるビギナーズセミナーを今年も開催
予定です.
今回は,昨年のアンケートでもとても期待されたいた「音響学入門ペディア」
特集として以下のように行う予定です.興味のある方は是非お越し下さい.
会場: 第8会場(片柳研究所棟3階KE304教室@東京工科大学)
時間: 16:30~18:00
テーマ:「音響学入門ペディア」作成に向けて
内容:
「ケプストラムって何?」,「畳み込み演算がわかりません」など初学者に
は教科書だけでは理解し難いトピック(Q)があります.そんなQに対して,
教科書とは少し違ったアプローチの説明(A)で理解が進んだ経験もあるかと
思います.そこで音響学会では,そんな初学者のためのQ&A特集「音響学入
門ペディア」を現在作成しています.本セミナーでは,「音響学入門ペディ
ア」と実際のQ&Aについて紹介,議論,質疑応答,Qの募集をしていきたい
と思います.
プログラム
16:30-16:35 ビギナーズセミナーについて (大川茂樹)
16:35-16:45 音響学入門ペディアの紹介 (木谷俊介)
16:45-18:00 各分野(4〜5個)からのQ&Aおよび質疑応答
(音響学入門ペディア編集委員他)
共催
学生・若手フォーラム幹事会,音響学入門ペディア編集委員会
岡本 拓磨(NICT)
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編 集 後 記
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明けましておめでとうございます.今年1発目のメールマガジンはいかがだっ
たでしょうか.この編集後記は,春季研究発表会の原稿の提出日の翌日に書
いているのですが,皆様は無事原稿は完成しましたでしょうか.センター試
験の翌日が原稿締切り日ということもあり,ほとんど寝ていない方も多いか
と思います.お体には十分お気をつけいただければと思います.それでは,
次回もお楽しみに(北原・原)
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