本イベントは新型コロナウイルスの感染拡大等を鑑みて開催中止となった2020年春季研究発表会内のイベントである「ビギナーズセミナー」をオンラインで開催するものです。
開催概要については「ASJ beginner’s seminer in VR 開催のお知らせ」(https://asj-fresh.acoustics.jp/?p=1390)をご参照ください。本記事には参加にあたって留意いただきたい点をまとめていますので、参加を検討される方は必ずご一読ください。
clusterについて
本イベントは、cluster(クラスター)というバーチャルイベントサービスを利用して開催されます。参加には、clusterアカウントの作成とアプリケーションのインストールが必要です(スマートフォンアプリもあります)。次の手順でアカウントを作成し、接続および入室の確認を事前に済ませておいてください。
clusterへの接続/入室確認方法
- cluster (https://cluster.mu) へアクセスし、アカウントを作成する。
- PCにアプリケーションをインストールする (https://cluster.mu/downloads)。
- テストイベントを作成する(https://clusterhelp.zendesk.com/hc/ja/articles/360036092291-イベントを作成する) 。作成時にプライバシー設定を「限定公開」に設定して下さい。
- 入室ボタンを押下し、入室できるかを確認する(いくつかの大学ネットワークからは、この入室できないことが確認されています)。アカウント名は後述のコメントなどに表示されます。
インターネット回線に関する注意
スマートフォンなどの通信では不安定になるため、自宅などの固定回線を推奨します。大学や企業ではアクセスが制限されている場合もあるのでご注意ください。なお、現在以下の大学の学内ネットワークでは可否が確認されています。
接続不可:京都大学、首都大学東京、電気通信大学
接続可能:東京大学、北陸先端科学技術大
eduroamから接続できる場合があるので,学内ネットワークがNGの場合はご確認ください。
clusterの操作方法
イベントスペース内では、マウスのドラッグ&ドロップ(方向転換)、矢印キィ(移動)でVRM(アバター)を動かすことができます。詳細はclusterのFAQを参照してください。本イベントを聴講する場合、次の3機能の使用方法を把握しておけば十分です。
- コメント機能:コメントを送信すると、アカウント名とともにVRスペース内の掲示板に表示され、参加者全員が閲覧できます。
- カメラ機能:本来はスクリーンショットを撮るための機能ですが、スライドを遠くから見る場合や、解像度を上げて見たい場合に拡大鏡として使用できます。なお、スクリーンショットの保存は堅くお断り致します。
- エモーション機能:ボタンをクリックすると、拍手などのリアクションを表示できます。音が出るエフェクトもありますが、講演の妨げにならない程度に使ってセッションを盛り上げましょう。
イベント参加にあたってのルール
- 記録に関するルール
スクリーンショット撮影、録画・録音は禁止します。本イベントの内容はすべて、日本音響学会春季研究発表会での講演を予定していたものであり、不特定多数に再配布されることは望ましくないことが理由です。
なお、第1部ビギナーズセミナーの資料は、日本音響学会学生・若手フォーラムのHPで後日公開されます。
- コメントに関するルール
講演者への質疑はコメントにて受け付けます。トークの間も疑問に思った点などあれば随時コメントをしていってください。講演後の質疑の時間(3分)は、コメントのログを見ながら回答をしていくスタイルで進行します。
参加者の皆様におかれましては、良識にもとづいた発言をお願い致します。誹謗・中傷など不適切と思われるコメントを繰り返された場合、運営側の判断で退室していただくこともありますのでご了承ください。
- エモーションに関するお願い
対面のセッションと異なりフロアの反応が見えづらいという点を解消するためにも、エモーションは積極的にご活用ください(コメントするほどではないが興味深く感じたといったときに使うなど)。一部サウンドエフェクト付のエモーションがありますが、講演の妨げにならないようご配慮いただければ、トーク中でも使用して構いません。
4. VRM(アバター)に関するお願い
clusterにはVRM(アバター)を個別に設定する機能がありますが、本イベントに関しては回線負荷軽減のため、聴講のみの方はデフォルトVRMでの参加をお願いします。
参加者アンケートのお願い
今回のイベントは試験的に導入したもので、特にオンラインでのイベントは初めての試みです。準備・サポートが不足している点も多々あるかと思いますが、今後のイベント運営の参考とさせていただきたく、イベント終了後にアンケートへのご回答をお願い致します。
アンケートはこちらです。
オーラルセッション 講演者の皆様へ
ここから先は、オーラルセッションに講演者として参加される方向けの注意事項です。
セッションの進行
PDF形式で作成したプレゼン資料を用いてオーラル発表をしていただきます。聴講者は発表を聞きながらコメントで質疑を書き込みます。発表終了後、コメントのログを見ながら質疑時間内に答えられる質問にお答えいただきます。発表形式は研究発表会と同様の発表12分、質疑3分です。
プレゼン作成上の注意
本イベントはWebで公開され、音響学会非会員でも参加・視聴が可能です。共著者に許可をとった上で、不特定多数に見せたくない内容は避けてプレゼンテーションを構成してください。スクリーンショットや録画は禁止としていますが、全てのスライドにクレジットを載せておくことを推奨します。
また、接続上のトラブル等で時間がとられる可能性があります。スムーズな進行のためにも、発表時間は厳守してください。当日午前中に、イベントスペースにてログインテストおよび発表練習の時間を設けますので、必ず動作確認を行ってください。
スライド作成上のお願い
使用できるメディア
使用できるのはPDFおよびmp3です。パワーポイントをご利用の方は、PDFとしてエクスポートしてください。運営では、音および動画の動作確認は行っていないため、これらのメディアの使用は非推奨としています。使いたい場合は、ご自身で使い方を調べて動作確認を行ってください。
また、ポインター機能が自由に使えない可能性があります。ポインタなしでも説明できるよう準備をお願いします。
スライドのデザイン・レイアウトについて
スライドのサイズは16:9、4:3のいずれも可能ですが、16:9を推奨します。
画面の解像度が低いため、細い線が見づらくなる可能性があります。文字、図表などの可読性に配慮した資料作成をお願い致します。
文字サイズはタイトル 32 pt, 本文 24 pt, 図表 18 pt 以上(MS PowerPointでの値)に設定するのが好ましいです。参考として、推奨フォント(和文)を次に列挙します。
・メイリオ【Regular, Bold】(Windowsユーザー向け)
・ヒラギノ角/丸ゴシック【BoldまたはW5以上】(Macユーザー向け)
・游ゴシック【Boldのみ】(レギュラーは細いので非推奨)
・Noto San CJK KP (フリーで使えるGoogle font)
英数字もTimesなどは避け、Calibriなどのサンセリフ体を用いるようにしてください。
参考:『伝わるデザイン 研究発表のユニバーサルデザイン』