ASJ Freshニュース 第75号(2020年9月28日号) - 日本音響学会 学生・若手フォーラム

ASJ Freshニュース 第75号(2020年9月28日号)

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日本音響学会 学生・若手フォーラム
ASJ Freshニュース 第75号
2020年9月28日 発行
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*♪*━━━━* 目 次 *━━━━*♪*

◆ 2020年日本音響学会秋季研究発表会参加感想
◆ DCASE2020 WORKSHOP告知

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2020
年日本音響学会秋季研究発表会参加感想
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 今月の9~11日に2020年日本音響学会秋季研究発表会が開催されました。今回の音響学会は初めてオンライン開催という形式で行われました。また,本フォーラム主催のビギナーズセミナーや若手懇親会も学会初日の夜にオンラインで行われました。オンライン開催のイベントについて,今まで学会に参加し慣れている方からの感想は何本か記事がありましたが,今回の記事では音響学会初参加・初発表の3名の方の感想を伺いました。

【参加形態】

 自宅から PC内蔵のマイク,スピーカー

【全体の感想】

 学部4年から現在の研究室に所属し,修士1年となった私にとって,今回の日本音響学会秋季研究発表会が初めての学会参加でした。私は,「重子音に関わる先行母音末のフォルマント遷移についてー日本語とイタリア語の比較ー」というタイトルでポスター形式の発表を行い,3日目には質疑応答セッションが控えていました。Zoom開催では会場移動などの物理的制約がむしろ少ないため,多くの会場を縦横無尽に行き来してできるだけ多くの発表を聴きました。具体的には,自らの研究分野である音声の他にも,習い事で和楽器を嗜んでいることもあって民族楽器のセッションに参加しました。全ての発表に努力や試行錯誤の跡があり,研究というものの難しさと面白さが垣間見えました。私の質疑応答セッションについても,2日目に雰囲気を掴んでいたため,40分間という時間を無事に終えることができました。オンラインとはいえ,研究者や専門家の皆様からの質問には当然ながら緊張しました。

【ビギナーズセミナーの感想】

 ビギナーズセミナーは,今や身近となったオンライン会議システムにおける音についての技術がテーマであり,私も興味があって参加しました。私は学会というのは教育機関に所属する人ばかりだと思っており,企業の方がたくさんいらっしゃるのは意外でした。その分,まさに今使われている技術について知ることができ,音響の大切さを改めて感じました。また,学会というのは堅苦しいところだという印象もあったのですが,このビギナーズセミナーに関してはコント形式の発表もあり,誰でも楽しめるところだという一面も発見できました。

【懇親会の感想】

 やはりオンラインでの学会であったため,学会の雰囲気が掴みづらかったり学会参加者の方々とコミュニケーションを取るのが難しかったりと大変なことはありました。そのように困っていたとき,ビギナーズセミナーの後で懇親会を開催することが告知され,せっかくの機会だと,少し勇気を出して参加することとしました。参加者の方々は全員初対面だったのですが,Zoomとはいえ簡単な自己紹介やビギナーズセミナーの感想を述べたりなど,楽しい時間を過ごすことができました。私のような学生も,教授や講師も,企業の社員の方もいましたが,壁を感じることなくお話しすることができました。少しでも他の参加者の方々とお話しする機会があって良かったです。

 (上智大学 M1 角田正路)


【参加形態】

 自宅から PC内蔵マイク使用

【音響学会に参加した感想】

 今回は初めての音響学会の参加になり,自分の研究を口頭で発表させていただきました。新型コロナウイルスの影響で残念ながらオンラインでの開催でしたが,多くの人が当日集まり,たくさんの意見と質問をいただき,大変有意義な機会となりました。また,自分の研究分野だけでなく,様々な音声分野に関する研究発表を聴講でき,研究の進め方,発表の仕方など多く勉強させていただきました。また機会があれば,次の音響学会にも参加したいと思います。

(東京都立大学 M1 甲斐優人)


【参加形態】

 大学から USBマイク ヘッドホン USBカメラ

【全体の感想】

 講演を聞く際,分からない部分を調べたりメモをとる等の行為がしやすく,普段よりしっかりと聞けました。複数の発表会場に同時に入れたため,普段より多くのセッションに参加できました。会場の移動時間が無い上に迷子にもならないため快適でしたが,世間話をすることが困難であったことは少し残念に思いました。

【ビギナーズセミナーの感想】

 Youtube配信だったため見逃したスライドや発言をその場で巻き戻すことができ,途中で分からなくなることが少なかったです。

(千葉工業大学 M1 石川直生)

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DCASE2020 WORKSHOP
告知
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 音響イベント検出および音響シーン分類に特化した国際ワークショップWorkshop on Detection and Classification of Acoustic Scenes and Events 2020 (DCASE2020)が,11月2~3日にオンラインで開催されます!

 DCASEは2016年から始まった新しいワークショップであり,今年は5回目の開催となります。今年のDCASE2020では元々東京開催と予定されましたが,コロナ禍の影響でオンライン開催と変更されました。環境音の解析に関する課題,手法,応用などはワークショップのメイントピックとして,さらに併設されているDCASE Challengeという国際コンペティションで使われた技術やその結果などについても議論される予定です。投稿の締め切りはすでに過ぎてしまいましたが,オンライン開催で参加費も無料になりましたので,聴講のみでも参加してみていかがでしょうか?(参加登録は10月1日まで)

 詳しい内容についてはDCASE2020のホームページをご覧ください。もっとDCASEについて知りたい方は,本フォーラムの小泉代表が執筆された前回DCASE2019の参加報告と今回DCASE2020 Challengeに関する記事もぜひご参考ください。

 

【DCASE 2020 WORKSHOP】

開催日時:2020年11月2~3日

場所:オンライン

参加登録締切:2020年10月1日

参加費:無料

ホームページ:http://dcase.community/workshop2020/

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