日本音響学会 16回サマーセミナー@白馬シャラリゾート 体験記
総合研究大学院大学博士課程1年 北村大地
行ってきました.白馬のリゾートに.7月の頭,気温もぐんぐん上昇し研究のやる気もぐんぐん低下していた頃に,学生・若手フォーラムの幹事会員の矢田部氏に誘われました.やる気は無くてもタスクはどっさりの多忙な時期だったので,とりあえず返事を保留にしていていつの間にか忘れておりました.そんなある日,別の方からも誘われたので,会場の白馬について調べてみると何と避暑地のリゾートではありませんか(無知なもので知りませんでした).結局その日のうちに出張処理をお願いしました.
東京から白馬までは新宿発の特急あずさで直通です.4時間程度で長野県白馬村に到着します.白馬村の有名なものといえば,長野オリンピックの会場となった白馬八方尾根スキー場なんかがあったりします.あずさを降りたとき,気温の涼しさに驚きました.さすが避暑地.サマーセミナーの会場はシェラリゾート白馬というホテルですが,このホテルがまた非常に素晴らしい所です.別荘のような客室に豪華な温泉や緑に囲まれたガーデンなど,リゾートホテルの良さを堪能できます.学生が宿泊する部屋は3人ないし4人でジュニアスイートでした.どんな感じかはホテルのHPを見て想像してください.
セミナーは3日間あります.参加人数は学生が60人くらいだったと思います.修士よりは学部生のほうが多く,博士課程の学生にいたっては僕と矢田部氏ぐらいだったと思います.基本的に学部生向けということもあり,音声,建築音響,聴覚,超音波などなど,トピックごとに基礎の基礎から分かりやすくレクチャーしていただけます.そして実際にデモンストレーションを体験することができ,集中講義というよりは(学生も先生も)みんな子供のようにわいわい楽しめるセミナーでした.僕は山﨑芳男先生が超伝導スピーカのデモで液体窒素を出してきたのに一番驚きましたけど.
初日の夜は懇親会もあり(20歳以上は)お酒を飲んで楽しい夜になりました.僕が寝たのは朝4時でした.2日目は午前中セミナーを受けた後,夕方まで近くのグラウンドでソフトボールかなんかをやっていたみたいですね.二日酔いのためベッドで死んでいましたが.とにかく,同年代の学生や音響学会で活躍されている先生方とたくさん交流できるというのがこのセミナーの素晴らしい点です.お酒はほどほどに.
さて,このサマーセミナーはどうやら毎年開催されているようです.恐らく来年も開催されるはずです(ですよね?).参加費が学生2万円強と少々お高いですが,シーズンに避暑地のリゾートホテル,食事付きで2泊できてこれだけ多くの方々と交流できる音響学会のセミナーと考えると,参加する価値は大いにあります.来年はぜひ指導教員におねだりしてみましょう.
以上
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