2014/01/24

ASJ Freshニュース

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日本音響学会 学生・若手フォーラム
メールマガジン 第13号

2014年1月24日 発行

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◆新年のご挨拶
◆音の研究を通した学生・若手研究者の輪 (和)特集
◆ASJ研究発表会 直前特別企画「注目の発表を聞いてみました!」
◆編集後記

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新年のご挨拶
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読者の皆様,すっかり遅くなってしまいましたが,あけましておめでとう
ございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。新年をお祝いしまして,
学生・若手フォーラム幹事会の代表と副代表からご挨拶をさせていただきま
す。

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メルマガをご愛読のみなさま,いつもありがとうございます。幹事会代表
の森川です。昨年,前代表団が任期満了となり,新体制での学生・若手フォ
ーラムが始まりました。慣れない代表業務で不安で一杯でしたが,幹事会の
メンバーや周りの方々に助けて頂き,秋の全国大会でのビギナーズセミナー
や,この後メルマガ内で紹介する12月のEA研での特別企画等,無事職務を全
うできました。
本年も色々な企画で盛り上げて行きたいと考えておりますので,ご支援ご
協力よろしくお願いいたします。

森川 大輔 (北陸先端大/学生・若手フォーラム幹事会代表)
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幹事会副代表の鎌土です。いつも本メールマガジンをご愛読頂きありがと
うございます。若手として,どう音響学の発展に貢献できるか,若手らしい
斬新かつパワフルな活動を目指し,幹事会のメンバーと共に悩み試行錯誤の
やりがいのある日々…になる予定が,社会人二年目は大変忙しく…そんな中
でもパワフルなメンバーの皆様の支えのお陰で,またこんなに素晴らしいメ
ールマガジンが出来上がりました!素晴らしすぎです!
今年も,皆様のお役に立てる魅力的な活動を地道に行っていきたいと思っ
ておりますので,応援よろしくお願い致します!

鎌土 記良(NTT MD研/学生・若手フォーラム幹事会副代表)
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幹事会副代表の石井です。昨年は副代表に着任させていただきましたが,
皆様に助けられてばかりの一年でした。今年は私が幹事会を盛り上げる存在
にならなければ…と意気込んでおります(頑張ります)。若手だからこそで
きる活動や企画を積極的に展開していきたいと思っております。幹事会一同,
努力してまいりますので応援のほどよろしくお願い致します。

石井 要次(千葉工大/学生・若手フォーラム幹事会副代表)
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音の研究を通した学生・若手研究者の
輪 (和)特集
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昨年の12月14日(土)に日本音響学会学生・若手フォーラムと北陸地区音声・
音響・超音波連携研究コンソーシアムとの合同企画として,
「音の研究を通した学生・若手研究者の輪 (和)」
が開催されました。
前回のメルマガで告知したこの企画は,北陸地区を中心とした学生・若手
研究者の多くの発表者・聴講者が参加され,活発な議論が行われ大盛況!?
のうちに終了しました。参加者は少しでも学生・若手研究者の輪 (和) を広
げることが出来たのではないでしょうか。
以下に発表内容と発表者・聴講者による感想を載せたいと思います。

○ 発表内容

企業からの招待講演者は,才野慶二郎氏 (ヤマハ),木谷俊介氏 (NTTコミ
ュニケーション科学基礎研究所),松永悟行氏 (エーアイ)の3名がご講演なさ
れました。現在企業で活躍中の御3方の,それぞれ異なった視点から企業での
研究を紹介して頂き,学生にとっては貴重な体験となったものと思います。
学生・若手フォーラムブースでは,
矢田部ら「学生・若手フォーラムの紹介」,
濱田ら「論文サーベイ・管理法の紹介」,
森川ら「立体音再生技術の歴史」,
森田 「音声データベースって?」
の4件のポスター発表がありました。このポスター発表ではフォーラムの紹介
を含め,学生・若手にとって専門分野とは少し離れた,研究に役に立つ情報
を提供することを目的として発表されました。
若手研究者および学生による研究ポスター発表では,16件の音に関する様
々な研究のポスター発表がありました。プログラムの内容は以下のURLに掲載
しております。
http://www.asj-fresh.sp.m.is.nagoya-u.ac.jp/event/wa-kanazawa

○ 発表者・聴講者による感想

・浦野 祐紀氏 (金沢大, M1,発表者)
外部の方に自分の発表を聞いていただくことは,普段の研究会では味わえ
ない刺激となりました。特に今回はポスター発表ということで,質問のやり
とりを密接に行うことができ,深い議論が出来ました。 この経験を基に,
今後の研究の躍進に繋げたいです。

・松本 果奈氏(金沢大, B4,発表者)
今回のイベントで初めてポスターでの発表を行ったのですが,聞き手と発
表者の距離が近く多くの質問やアドバイスを頂き,今後の研究の活かしたい
と思います。

・長田 和也氏(北陸先端大, M1,聴講者)
直接目にすることがほとんど無い,企業における研究について実体験をも
とに話していただくことで,学生として研究することとの違いを知ることが
できました。今回,企業で研究することのイメージをつかむことができたの
で,これを今後の就職活動に活かしていきたいです。

○ おわりに

今回の企画では学生・若手研究者の多くの発表,企業で活躍中の研究者の
招待講演といった大変充実したものになりました。今後もこのような企画を
計画・実行していくことで,さらに学生・若手研究者の輪 (和)が広がるよう
に努めていければと思います。

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ASJ研究発表会 直前特別企画
「注目の発表を聞いてみました!」
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約2ヶ月後に迫った春の研究発表会。前回好評だった「注目の発表を聞いて
みました!」を今回も行ってみました! 聞きにいくセッションを選ぶ際の参
考にしていただけると幸いです。

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【表現工学】矢田部 浩平氏(早稲田大学)

私は表現工学を専攻しており,音響の他に画像や映像にも興味があります。
今回の発表では以下のセッションに注目しています。

スペシャルセッション [音声技術と画像・動画処理の接点-基本から適用事
例まで-] (音声A/音声B)

自身の専門分野のみでなく異分野の勉強をすることの大切さを常日頃感じ
ており,音響学会の分野の広さに毎回ワクワクしていますが,今回は動画
像処理に関する招待講演が聞けるということで,夜しか眠れないぐらい今
からドキドキしています。
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【音声A】I氏(民間企業)

私は,音響イベントを利用してユーザの周囲環境/ユーザ行動を推定する
技術に関する研究を行っています。今回の研究発表会では以下の発表に注目
しています。

1-P5-14 スマートフォンを用いた環境音の収集と認識方法の検討
☆津田 貴彦,松山 みのり,西村 竜一,河原 英紀(和歌山大・シス工),
△山田 順之介(NTT),入野 俊夫(和歌山大・シス工)

環境音の認識においては,環境音の種類の多さ,ラベル付与の難しさとい
った問題から,大規模なデータベースの作成が大きな課題となっているの
ではないでしょうか。本研究により,データベースの作成が容易に行える
ようになり,環境音の認識がよりメジャーな研究分野となることを期待し
ています。

2-4-9 低リソースな計算機による音声認識の検討
○長野 雄(東北大・電気通信研究機構),伊藤 彰則(東北大・院・工),大河
雄一(東北大・院・教育情報)

音声認識がスマートフォンでも気軽に利用できるようになったので,次は
この手の研究が流行するのではと予想しています。
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編 集 後 記
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改めて明けましておめでとうございます。1~2月は,各学会の研究発表
会や全国大会の原稿締切,学生の方は卒業論文や修士論文などの執筆,助
成金などをもらっている方はその報告書,大学教員の方は定期試験の問題
作成や採点,入試など様々なイベントや締切りが目白押しだと思います。
ここを乗りきれば楽になれると信じて,頑張って乗り切っていきましょう
(正直楽になれたことはないですが。苦笑)。(北原)

新年を迎えて新たな目標を立てる人も多いのではないでしょうか。私は,
メルマガの活動として,一つでも面白い記事,企画を考えることを目標と
しました。フォーラム以外では,まず博士号を取得することが目標です…。
それぞれ一筋縄ではいきませんが,みなさんも各々の目標に向かって頑張
りましょう! (濱田)

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