2013/11/25

ASJ Freshニュース

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日本音響学会 学生・若手フォーラム
メールマガジン 第12号

2013年11月25日 発行

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◆フォーラムNews! 第2号「SIPシンポジウム@下関」
◆特集「学会参加体験記,大集合!」
◆2013年秋季研究発表会 ビギナーズセミナー 開催報告
◆学生・若手フォーラムおよび北陸地区音声・音響・超音波連携研究
コンソーシアムによる共催企画の告知

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フォーラムNews! 第2号
「SIPシンポジウム@下関」
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こんにちは,日本音響学会 学生・若手フォーラム幹事会です。前々号から
はじまりました,幹事会員が持ち回りで「自分的にアツイ」話題を自由に語る
「フォーラムNews!」。本号は北陸先端大の森田さんに執筆をお願いしました。
それではどうぞ。

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2013年11月19〜22日の4日,SIPシンポジウム(信号処理シンポジウム)が山
口県下関市で開催されました。このシンポジウムは,今回で28回目であり,毎
年11月に開催されています。信号処理全般を扱い,日本音響学会も共催学会に
名を連ねています。音声・音響セッションも4セッション設けられており,音
源分離や雑音除去などの研究成果が発表されていました。今回のシンポジウム
では,全体で143件の発表,211人の方々が参加し,盛況のうちに終わりました。
こちらのシンポジウムに私は,初参加でしたが,全国大会や研究会とは異なっ
た雰囲気があり,どこかNCSPに少し似た雰囲気がありました。

会場の海峡メッセ下関 8Fからは,関門海峡や武蔵と小次郎の決闘で有名な
巌流島を望むことができました。また,下関は,ふぐ料理やくじら料理が有名
で,おいしいものが沢山あるだけでなく,おいしい山口の地酒も堪能すること
ができました。

来年は,京都で開催だそうです。ご興味のある方は,参加してみてはいかが
でしょうか?

シンポジウムHP: http://www.ieice.org/~sip/symp/2013/

北陸先端大 森田翔太
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特集「学会参加体験記,大集合!」
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大学で夏休みといったらもう2ヶ月も前ですが,皆さんはどこに行かれました
か。ご存知の通り,9月は学会シーズンということもあり,国際会議をはじめ,
様々な学会に参加された方も多いはず。学生さんのなかには,生まれて初めて
学会に参加したという人も多いのではないでしょうか。そこで,「音」に関連
する各種学会に参加された方々に,体験記を書いていただきました。名づけて
「学会参加体験記,大集合!」。国際会議や学会での発表や参加にこれから挑
戦しようとしている学生さんはもちろん,プロの研究者の方も来年参加・投稿
する国際会議・学会を選ぶ際の参考にしていただければ幸いです。

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Interspeech 2013

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2013年8月25~29日にフランスのリヨンにてInterspeech2013が開催されまし
た。InterspeechはISCA(Inter Speech Communication Association)が開催する
音声や言語に関する大規模な国際会議で,今回が14回目の開催となります。本
会議では,1450にもおよぶ原稿が投稿され,口頭・ポスター発表を合わせて80
ものセッションが組まれました。また,懇親会やISCAの25th Anniversary,学
生を対象とした食事会,論文賞の授与式など様々なイベントも行われ,非常に
活気のある会議となりました。

この会議に,NTTメディアインテリジェンス研究所 研究員の井本桂右さん,
北陸先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 博士後期課程の金井康昭さんが
参加され,体験記を寄稿してくださいました。今回は,社会人の方と学生の方
の視点からの国際会議の違いなどについても注目していただければと思います。

○井本 桂右氏(NTTメディアインテリジェンス研究所 研究員)

今回発表した内容は,環境音からユーザの行動を推定するという内容で,多
くの人にとって馴染みのない分野であった上に,「Spoken Machine Translation
and Speech Natural Language Processing」という,自身の研究トピックと大
きく異なるセッションに割り当てられたため,発表前から説明に苦労すること
は目に見えていました。

そこで,今回の発表では,あえてポスターの情報量を減らし,手持ちの資料
に詳細な内容を記述(こちらは比較的文字多め)することで,説明しやすく,相
手も理解しやすく,気持ちも楽にすることを心掛けました。

国際会議に参加するには,もちろん英語力の向上は必要となります。しかし
ながら,一朝一夕でという訳にはいかないのも事実。国際会議への参加が決ま
って発表資料を作成する場合には,「今ある英語力の中で,いかに充実した議
論を行うか」ということを考えてみるのも必要かも知れません。

また,国際会議と言えば,普段知り合う機会があまりない,海外の著名な研
究者や同世代の若手研究者と議論ができる数少ないチャンスです。流暢に英語
を話す事ができなければ話し掛けても議論がままならないのでは?と考えがち
ですが,国際会議の参加者のほとんどは英語を母国語としない人なのです。私
の経験では,ほとんどの研究者は,こちらの伝えたい事を理解しようと努力を
してくれます。ゆっくりと落ち着いて話をすればきっと良い議論ができると思
いますよ。このように言っている私も実は英語が大の苦手ですが,Interspeech
のサテライトワークショップ(SLAM)では,初めて知り合った同世代の研究者と
たくさん議論し,今でも定期的に連絡を取っています。

○金井 康昭(北陸先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 博士後期課程)

Interspeech では多岐にわたる音声研究が扱わ れており,音声認識や音声
生成,音声分析,言語,個人性など様々なセッションがありました。今回,私
は音声区間検出のポスターセッション で発表しました。国際会議での初めて
の発表であったため,聴講者の質問の意図が理解しづらかったり,こちらの意
図を正確に伝えられるような英語が思い浮かばず歯がゆい思いをしたりしまし
た。そのため,最初は委縮していましたが,2時間に及ぶセッションの最後に
は,自から積極的に説明・議論を行えるようになりました。

開催地となったフランスのリヨンは,日本に比べ気温・湿度ともに低く,気
候的に非常に快適に過ごすことができました。また,交通網が非常に整ってお
り,メトロやバス,トラムなどが,日中は10~15分おきに1本くらいのペース
で運用されており,市内での移動が非常に快適でした。

次回のInterspeech はシンガポールで行われます。共用語が英語の学会です
し,査読もあるため(今年の採択率は約52%)なかなか大変ですが,参加でき
れば世界の最先端の研究に触れることができ,自身の視野を広げたり,研究者
としての実力を大きく伸ばすことができるはずです。案ずるより産むが易しと
も言います。皆様も機会があればぜひ参加してみてください。

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SMAC 2013 / SMC 2013

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次は,Stockholm Musical Acoustics Conference (SMAC 2013) / Sound and
Music Computing 2013 (SMC 2013) です。SMC 2013は最近人気が急増している
音楽とコンピュータに関する国際会議,SMAC 2013はストックホルムで10年に
1回(!)開かれる音楽音響の国際会議です。今年はこの2つの国際会議を同日,
同会場で事実上の共催という形で行いました。今年この会議に参加した,日本
大学の土屋さん,鈴木さん,松方さんに体験記を書いていただきました。

○会議の概要

スウェーデンストックホルムで開催された音楽に関する国際会議(SMAC
Stockholm Music Acoustics Conference 2013 / SMC Sound and Music
Computing Conference 2013 30 July — 3 August 2013 @ KTH Royal
Institute of Technology, Stockholm, Sweden)に参加しました。

会場となったKTH(王立工科大学)は,ヨーロッパ有数の工科大学であり,
情報工学や自然科学の領域において世界的にも高く評価されている大学です。
この様な場所で発表できたのは,とても良い体験をさせて頂きました。

会場は,SMCとSMAC,そしてポスター発表が平行で行われていて,それぞれ
分野別で意義のある深いディスカッションが行われました。SMCの会場は,階
段状の大きなホールで行われ,途中の休憩時間ではポスター発表用のポスター
クレイズ(短時間でポスターの紹介)も行われました。SMACの会場は,階段状
の少し大きな教室といった印象で,初日のRENCONもこの会場で行われました。

ポスター発表の会場は,昼食が配られた場所の2階から5階の通路で展示・発
表が行われました。この場所は他の2会場と比べると,かなり狭く,発表者や
聴講者は人を避けながら,移動をしていました。

○土屋 裕一(日本大学大学院総合基礎科学研究科 M2)

私は,初心者に向けた直感的旋律編集手法のについての発表をポスター形式
で行いました。最初は英語でコミュニケーションを計るのがとても難しかった
のですが,ジェスチャーやポスターを使うことで何とかこなす事ができました。
発表の場以外でもバンケットや,パーティ会場で英語で話したり名刺を交換し
たりするなどとても貴重な体験ができたと思っています。
一つ心残りなのは,物価が高い国が会場だったので,水を買うのも考えるほ
ど大変でした。この経験は普通の学生ではできるものではないと思うので,研
究に関わっていただいたすべての方に感謝しています。

○鈴木 峻平(日本大学大学院総合基礎科学研究科 M2)

四声体和声の研究を発表してきました。渡航前に英会話カフェに通うなどし
て英語対策を沢山したお陰で,発表を成功させることができました。私が想像
していた以上に,海外の研究者の方はとても優しくて,聞き取れない時はゆっ
くり話してくれたり,難しい言葉を簡単にしてくれたりしたので,とても楽し
かったことを覚えています。ストックホルム市内は基本的に鉄道で移動し,改
札口では日本のSuicaやPasmoのようなカード(access?)を購入し,一日から
一ヶ月など期間内乗り放題を買うのが主流のようです。1週間ほど滞在する場
合は1週間乗り放題を買ったほうが無難です。

○松方 翔吾(日本大学大学院総合基礎科学研究科 M1)

トランペット演奏時の筋活動についての研究を,以前音響学会で発表した内
容に少しの差分をつけて,発表させて頂きました。初の国際会議,初の英語発
表で緊張しましたが,発表自体は上手く言ったと思います。ただ,質問の英語
が聞き取れずオロオロしてしまいましたが,先生の助け舟で何とか切り抜ける
ことが出来ました。セッションが終わったあとも質問をしてに来てくれた方が
居て,発表が伝わっていて,深く考えて頂けたのだなと感じました。今後のた
めに,英語の練習をして,よりスムーズなコミュニケーションが取れるように
していきたいと思いました。

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日本音響学会 2013年秋季研究発表会

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最後は,われらが日本音響学会です。前号で注目している研究を紹介して
くださった方々から,安藤さんと山本さんが体験記を書いてくださいました。

○安藤 将氏(北陸先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 M2)

私は人の方向知覚に関するに興味があり,電気音響セッションを中心に聴講
しました。人の方向知覚において重要なキューである,「頭部伝達関数」に関
する最新の研究発表を聴講でき,とても勉強になりました。
中でも,(3-1-12) の耳介の大きさが周波数特性与える影響に関する考察や,
特定の周波数特性のピークの高さや広さが与える影響に関する (3-1-14) の考
察が大変参考になりました。

○山本 克彦氏(北陸先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 M1)

初めての音響学会は2日目からの参加(聴講のみ)でした。今回は主に聴覚
分野の発表を聴講しました。学部時代に利用していた親密度別音声了解度デー
タベースに関する発表(2-5-1)が大変興味深かったです。音脈分凝における
神経活動の測定に関する発表(2-9-2)は,音脈分凝という現象そのものが不
思議で印象に残りました。2つのパルス間の同時性判断の制度(3-P-46)を検
証するための一連の実験手順がとても勉強になりました。
2日目夜に行われた手筒花火の実演は,火の粉の高さ・音の大きさ・熱量ど
れも迫力満点で素晴らしかったです。
春季の音響学会では発表者として参加するとともに,学生・若手フォーラム
主催のイベントにも参加したいです。

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※ 以上の体験記の一部は,「学生・若手フォーラム」のホームページでも
写真付きでご覧いただけます。

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2013年秋季研究発表会 ビギナーズセミナー 開催報告
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2013年秋季研究発表会にて,ビギナーズセミナーを以下のようなプログラム
で開催しました。
http://abcpedia.acoustics.jp/bs_13a.html

今回のテーマは,「音響学入門ぺディア」Q&Aの紹介。前回のビギナーズセ
ミナーに引き続き,音響学入門ペディア作成委員会の方々と連携して,初学者
には教科書だけでは理解し難いトピックに対して,教科書とは少し違ったアプ
ローチで解説するという内容で行いました。本フォーラムの幹事会メンバーは
「窓関数ってなんですか?」,「z変換をやさしく教えて下さい」,「音響特
徴量ってなんですか?」の講師役を担当しました。当日参加された方に頂いた
アンケート結果の抜粋をご紹介します。

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■ アンケート結果の抜粋
配布:100部 回収:46部

1.参加理由
☆音響学について素人であるため参加しました。
☆学会の案内で見て,興味があった。
☆先生にすすめられたため。
☆無料で勉強できると思い参加しました
☆分野でない部分について少しふみこみたかったので参加しました。
☆後輩を指導する際の,わかった気にさせる説明を得るため。
☆学生でわからないことが多いので。

2.面白かったこと,その他のご意見
☆窓関数とかZ変換とか分かっているつもりで分かってなかった部分がとても
よく分かりました。
☆マイクロホンの話は完全に初心者な私にもわかりやすく,おもしろかった。
☆HMMは再度理解を深めることができた。
☆音響特徴量の話と,「ペディア=れんあい」の話がとてもおもしろかったです。
☆本日のセミナーで,Z変換がどのような立ち位置なのか分かりやすく教えて
頂けてありがたかったです。
音響学とはまだ恋人にはなれていませんが,少し仲良くなれた気がします。
☆今まで音響学入門ペディアの存在を知らなかったので,今後参考にします。
☆時間が予定よりオーバーしてしまった点,全体の時間をのばしても良いかも
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色々な情報源から多数の方にご参加いただきありがとうございました。おか
げさまで,立見も出るくらいの大盛況のうちにセミナーを終えることができま
した。今後も,音響学を若手から盛り上げていけるよう,よりよい企画を行い
たいと思いますので,ご協力よろしくお願いいたします。

当日の他のご講演を含めたスライドや,これまでに行われたQ&A紹介の資料は,
「音響学入門ぺディア」のページで見ることができます。必要な方はご参照く
ださい。
http://abcpedia.acoustics.jp/

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学生・若手フォーラムおよび
北陸地区音声・音響・超音波連携研究
コンソーシアムによる共催企画の告知
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日本音響学会学生・若手フォーラムと北陸地区音声・音響・超音波連携研究
コンソーシアムとの共催企画として,「音の研究を通した学生・若手研究者の
輪(和)」を開催いたします。日時・場所は,

日時:平成25年12月14日 9:00〜12:00
場所:金沢大学サテライトプラザ

となっております。
詳細は12月発行の音響学会誌に “学生・若手フォーラムからのお知らせ” とい
うタイトルで掲載されますので,興味を持った方は是非ご参加下さい。

http://www.ais.jaist.ac.jp/asj-hokuriku/onkyo-seminar4th.html

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編 集 後 記
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今回掲載した体験記を拝見する限り,学会,特に海外で行われる国際会議へ
の参加は,誰もが意義深いと感じているようですね。英語で論文を執筆し,発
表することは大変ですが,初めて会う外国人に発表を聞いてもらってコメント
をもらったり褒めてもらう経験は,かなり大きいことのようです。まだ学会や
国際会議で発表した経験がない方は,ぜひ挑戦してみていただければ幸いです。
そして実際に参加した暁には,ぜひ体験記を寄稿していただければと思ってお
ります。そういえば,このメルマガの発行日が,春のASJ研究発表会の発表申
し込み期限ですね。うまく結果が出て発表申し込みをした方も,いい結果が出
なくて発表は見送った方も,ぜひ,この「学生・若手フォーラム」のメールマ
ガジンをご愛顧いただければと思います。今後ともよろしくお願いします。
(編集部一同)

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