ASJ Freshニュース 第65号(2019年11月26日号) - 日本音響学会 学生・若手フォーラム

ASJ Freshニュース 第65号(2019年11月26日号)

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日本音響学会 学生・若手フォーラム
ASJ Freshニュース 第65号
2019年11月26日 発行
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*♪*━━━━* 目 次 *━━━━*♪*

◆ 日本音響学会第19回サマーセミナー参加報告
◆ 国際会議 ICA2019 参加報告

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冬に向けてどんどん寒くなってきましたね!
今月号では,今年の夏に開催されたASJサマーセミナー@白馬の参加報告と国際会議 ICA2019@アーヘン(ドイツ) の参加報告について紹介します!

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日本音響学会第19回サマーセミナー 参加報告
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1. イベント概要

  • 開催日: 2019年9月10日, 11日, 12日
  • 開催場所: シェラリゾート白馬
  • 参加人数: 約50人
レクチャーの様子 集合写真

2. チュートリアルレクチャーの様子

サマーセミナーでは2泊3日の合宿方式で普段音響に関わる研究をしている研究者の方が、初学者でもわかりやすいように各分野を解説してくれます。音響学の基礎と最近のトピックスということで、音響学に関する内容を幅広く聞くことができます。デモもたくさん用意されていて、多チャンネルオーディオを聴き比べたり、声道モデルから発せられた実際の音声を聞いたり盛り沢山でした。

3. 懇親会の様子

夜は懇親会で、音響に関する分野を研究している様々な大学の研究室の学生や先生方と交流することができます。研究に関する話題はもちろん、普段の生活についてや趣味についてなど、様々なことをじっくり語り合える場です。著名な先生方に気軽に相談することのできる貴重な機会になりました!

4. 最後に

私は昨年に続き2度目の参加でした。今年も朝まで語り合いました。もちろん先生方の講義もとても興味深くて今後の研究の視野が広がりました。今回知り合った方々と学会などで顔を合わせるのが楽しみです!

(千葉工業大学 加藤弘士朗)

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国際会議(ICA)参加報告
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1. はじめに

 ICA(International Congress on Acoustics)は,3年に一度開催される音響学分野の大きな祭りのような国際会議です。第23回目のICA2019では,2019年9月9日から13日にドイツのアーヘンで開催されました。会議はEurogress Aachenという大きな会場で行われ,音響全般にわたった非常に幅広いテーマで1530件の発表がありました。

Aachener_Dom Aachen_city
アーヘン大聖堂 アーヘン市庁舎

2. ICA2019の様子

 今回の会場はアーヘンの中心市街の北東方向にある大きな会議場です。すぐ隣のホテルに泊まったおかげで,外に出ずに会場に行くことができました。会場は大きなホールから普通の部屋まで十数部屋があり,分野ごとに部屋を分けてセッションを行いました。ポスターセッションでは二階の通路で行い,全体的にパネルの数は多かったのですが,1人1人のスペースはやや狭かったです。会場にコーヒーやコーラなどのソフトドリンク,昼のときさらにサンドイッチなどな軽食が提供され,すごく居心地のいい会場でした。参加人数は非常に多く,有名な先生から大手企業の社員さん,そして学生たちも積極的に討論に参加し,全体的に会場の雰囲気がすごくいいと思いました。
 学会5日の間にバンケットなどいくつかのイベントも開催されました。私は2日目のオルガンコンサートに参加し,アーヘン大聖堂で初めてパイプオルガンの生演奏を聴き,華やかな音色と力強い低音にとても感動しました。

3. 発表について

 今回の学会は先生と研究室の後輩と参加しました。私は1件のオーラル発表を行い,後輩はポスターで発表しました。今回は私の3度目の国際発表であり,これまでの経験のおかけで,発表直前までにはリラックスしている状態で居られました。発表会場に自分の分野の有名な先生たちがいらっしゃって,本番ではやはり緊張して早口になって,持ち時間15分のオーラル発表を12分くらいで終わってしまいました。質問は3つありましたが,1つだけ英語がどうしても聞き取れなくて,うまく答えられませんでした。発表終わってまた質問してくださった先生のところに詳しく話して,やっとうまく説明できました。やっぱりもうちょっと準備すればよかったなと反省しました。ポスターの発表会場では日本音響学会の雰囲気と大した差がなく,発表時間はやや短めの40分なので,発表内容の紹介よりも質疑応答のほうがメインとなったイメージでした。

4. アーヘンへの移動とドイツ観光

 アーヘンはドイツとオランダ,ベルギーの三国国境に近接している小さな町です。東京から直行便がなく,今回はドイツのフランクフルト空港に入国し,フランクフルト空港から快速電車に乗ってアーヘンに向かいました。しかし元々1時間半に着く予定の電車が大幅に遅れ,最終的に4時間もかかってしまい,ちょっとしたトラブルとなってかなり疲れました。あとでよく調べてみたら,学会の前日にちょうど鉄道のメンテナンスが行われたらしく,車内放送はほぼ全部ドイツ語であるためよく分かりませんでした。そのあとも色々混乱しちゃうことが多かったので,ドイツに行くとき電車に関しては事前に調べておいたほうがいいと思いました。
 観光について,アーヘン市内ではアーヘン大聖堂や市庁舎に行き,中心市街でゆっくり散策しました。また,電車に乗ってケルンやフランクフルトも観光しました。個人的にヨーロッパは初めてなので,悠久の歴史を持つ建物がいっぱい見られてすごく楽しかったです。食事については,「ドイツといえばビールとソーセージ」というイメージがすごく強かったのですが,実際ビールは確かにおいしくて多く飲まれていましたが,ソーセージは別にそんなに毎日食べている感じでもないと思います。どちらかというと,じゃがいもとザワークラウト(キャベツの漬物)は毎日食べていました。ちなみに基本的にお店の店員さんは英語を話すことができましたが,たまにドイツ語しか通じない所もありました。

5. おわりに

 次の第24回ICAは,2022年韓国のソウルで開催する予定です。三年後の予定はまだ全然分かりませんが,機会があればぜひまた参加したいと思います。

(電気通信大学 任逸)

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