ASJ Freshニュース 第81号(2021年3月29日号) - 日本音響学会 学生・若手フォーラム

ASJ Freshニュース 第81号(2021年3月29日号)

◆ 日本音響学会2021年春季研究発表会 (ASJ2021s) 活動報告

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日本音響学会 学生・若手フォーラム
ASJ Freshニュース 第81号
2021年3月29日 発行
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はじめに

卒業生・修了生の方おめでとうございます!今回のASJ Freshニュースは、今月の10日から12日に渡って開催された日本音響学会2021年春季研究発表会について,その前日企画であるビギナーズセミナーと発表会当日の参加レポートをお送りします!

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前日企画 ビギナーズセミナー
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今回はビギナーズセミナーでは,「音響×キャリアパス 〜音を仕事にしてみたら〜」と題して,音響分野の第一線でご活躍されている専門家の方々をお招きして,現在の仕事に就いた経緯や研究内容についてご講演いただきました.後半のパネルディスカッションでは,興味深い議論がなされ参加者からの質問も活発に行われました.最終的にはなんと130人以上がセミナーに参加し大盛況のうちに終わりました.

日本音響学会2021年春季研究発表会 ビギナーズセミナー「音響×キャリアパス 〜音を仕事にしてみたら〜」開催のお知らせ(オンライン開催)

終了後に実施したアンケートでは,「さらに音響分野への興味が深まった」,「様々な方面からの話が聞けてよかった」などの回答が得られました.今回参加を逃してしまった方も,このようなイベントを今後も企画していきますので,機会があれば参加してみてはいかがでしょうか?

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研究発表会 当日
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ポータルサイトを中心としたオンライン研発

今回の研究発表会は COVID-19 の感染状況を鑑み,秋季と同様にオンライン開催となりました.オンライン開催2回目ということもあり,ポータルサイトの UI やセッションの進行などがより洗練されたものとなっていました.

日本音響学会 2021年春季研究発表会 ポータルサイト
https://www.mtg.acoustics.jp

ポータルサイト上での,”口頭発表中一覧” の画面では,リアルタイムで今どの発表が行われているのかがタイムラインで表示されており非常に分かりやすかったです。また,発表ごとに概要 PDF と会場の Zoom リンクへ手軽にアクセスできるようになっていました.

ポスターセッションでは Zoom のブレイクアウトルームを利用して見たい発表へスムーズに移動することができるようになっており,Moodie を利用して資料のアップロードやチャットによる議論もでき,オンラインならではの工夫が随所に施されており,利便性が大きく向上していました.

実は,このポータルサイトの開発や運用でも,若手研究者が大活躍しています.興味をもった方は以下のインタビュー記事を読んでみてください!

ASJ Freshニュース 第76号(2020年10月31日号)

SpatialChat を用いた休憩室

休憩室には新たに SpatialChat を用いたバーチャルスペースが開放されていました.SpatialChatに入ると,自身のアイコンを他の参加者に近づけることで会話に参加したりできるため,より実空間に近い形で交流ができるようになりました.オンライン開催での学会参加が増えた昨今において,このような休憩室で普段会えない参加者に出会えたり,立ち話感覚で近況について話すことによって,音響学会に参加しているという実感が湧きやすくなると思います.

さらに,若手フォーラムOBからは前回の音響学会での休憩室での会話から共同研究が始まり,トップ国際会議での論文採択に繋がったというエピソードも聞いています.今後のオンライン開催での学会参加の際には,発表の合間にこのような “休憩室” に足を運んでみてはいかがでしょうか?偶然の出会いから,思いがけない研究や進路に発展するかもしれませんよ!

参加者による感想

音響学会の研究発表会は,今回が初めてでポスターセッションでの発表でした.今回は残念ながらオンライン開催でしたが,他の大学や企業の方々との交流を通じて様々な意見をいただくことができ,とても有意義な時間を過ごすことができました.また,他の学生や研究者の方々の発表を聴講して各分野の動向や最先端の技術を知ることができた点も魅力です.普段自分が研究している分野以外の発表を聴くことで,新たな視点が得られ良い刺激になりました.一方で,対面のポスターセッションとは異なり相手に伝えることが難しく感じました.誰もがカメラをオンにして聴いているわけではないので相手の反応が分かりにくかったり,ポスターを画面共有して話さなければならないため,内容が伝わらずにもどかしい場面もありました.実りの多い発表ではありましたが,今まで対面での学会発表を経験したことがないので,いち早くコロナが収束してオフラインでの学会に参加したい,というのが正直な感想です.
(明治大学 森勢研究室 M1 金井郁也さん)

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